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ボイジャーバッテリーM31MF(180RC)
商品名 : 

Voyager M31MF(180RC)
ボイジャーバッテリーM31MF(180RC)

品番 :  M31MF
容量 :  180(RC)
サイズ :  縦172×横330×高さ230(mm)
重量 :  26.5(kg)
備考 :  バッテリーハンドル付き
ターミナルスタッドサイズ:5/16"NC(+,-共)
ターミナルポストサイズ(+側):11/16" -3/4"(テーパー)
ターミナルポストサイズ(-側):5/8" -11/16"(テーパー)
販売価格 :   
個数 : 

シリーズ最大の蓄電容量180RCを誇るモデル。
20FTを超えるような大型バスボート用エレキ(トローリングモーター)など負荷の高い用途に向いています。
また、近年ではキャンピングカー等のアクセサリー用電源としても多く使用されているモデルです。


製品を取り付ける際に、製品または取り付け面に加工が必要です。 必要となるサイズや容量をご確認下さい。 取り付けの際に、専門的な知識を要します。 製品を取り付ける為の付属品が付いています。
取り付けする際に、工具が必要です。 メーカー側の都合により、価格が変動する恐れがあります。 製品のサイズを採寸の上、取り付け加工を行って下さい。 ご使用になる際に、組み立てが必要になります。

”ディープサイクル”と一般バッテリーの違い

自動車用などに使用されている一般的なバッテリーは、オルタネーター(発電機)により自動車のエンジン運転中は常に充電されながら、ほぼ満充電に近い状態で使用されています。 しかしこれらのバッテリーの多くは、放電(長期間の放置による自然放電やライトの消し忘れ等による放電)してしまった場合、再度充電を行っても蓄電能力が大きく低下してしまいます。
これに対して「ディープサイクル」と呼ばれるタイプのバッテリーは放電しても専用充電器を使用することで満充電ができ、蓄電能力の低下が微小で、この充放電を繰り返し行えるという特徴を持っています。 この特徴は充放電を繰り返し必要とするエレキ(エレクトリックモーター)や魚群探知機、ビルジポンプ、電動ウインチなどの電源として非常に有効な性能です。「AC Delco Voyager」はこのディープサイクルバッテリーの中でも抜群の実績と長年の信頼を持ち、フィッシング、マリンレジャー、RVキャンプなど世界中で愛用、支持されています。

メンテナンスフリー(以下:MF)構造

「AC Delco Voyager」バッテリーはMF構造です。一般的なバッテリーは充電を行う度に補水キャップ(液口栓)を開け、液の量を点検、補水したり充電時に発生するガス抜きをしなければなりませんでした。
しかし、MF構造である「AC Delco Voyager」バッテリーはその様な煩わしい作業の必要性は全くありません。充電時には専用充電器の+−端子をそれぞれ接続し電源を入れるだけです。
MF構造の代表的な構造をいくつか挙げてみると…
● 発生ガス分離特殊気孔設計は、充電時に発生したガスを液化して還元することで液の消費を大幅に軽減。補水の必要がなくなりました。
● ガス排出口内部には防爆フィルターを設置。充電中の起爆性ガスや臭いの発生を低減します。
● 液を補水する必要がなく、ガスの発生も低減されることでバッテリー自体の汚れやターミナルポスト(端子)の腐食、汚れが少なくなります。

自然放電を軽減できるカルシウム合金バッテリー

「AC Delco Voyager」バッテリーの鍛造鉛カルシウム合金と内部構造は耐震性、耐腐食性に優れ、一般的なアンチモン合金のものよりも充電中のガスの発生や液の消費を抑える事が可能です。
また、鍛造鉛カルシウム合金は自然放電(バッテリーは使用していなくても放電しています)を大幅に軽減する事ができ、使用頻度の少ないボートや自動車用のバッテリーとしても有効な性能を持っています。

重要 : バッテリーを使用するにあたり、トラブル防止対策として次の事が挙げられます。
 1.深放電をさせない。(放電率50%以内での使用が理想)
 2.使用(放電)後は速やかに充電をすること。(サルフェーションの防止※)
 3.保管時(長期、短期問わず)は、満充電で保管すること。
これらのことを実施して頂くことで、バッテリーに関するトラブルは軽減できます。逆に、これらを守って頂かない場合は例え1,2回の使用であっても正常に復元出来ない場合があります。上記のことをご理解の上、正しくバッテリーをご使用ください。

 ※サルフェーション : 放電時に発生する硫酸鉛が結晶化する現象。放置すると蓄電能力や寿命を減少させます。

AC Delco VoyagerバッテリーはMF構造の密封タイプバッテリーですが、充電時に僅かに発生するガスを排出するための溝が本体に上部(両サイド)にあります。よって、完全密封タイプではありません。
通常のご使用状況で液が漏れることはありませんが、下の図のような状況では、液が漏れてしまいます。液漏れは大量になるとバッテリー自体の使用が出来なくなる他、バッテリー液は希硫酸であり危険ですので十分な注意と取り扱いが必要です。


バッテリーの横倒し

ストレージの出し入れや運搬中、斜めにしない

落下によるケースの破損、亀裂